街の中にある、一見どこにでもある喫茶店「Ｌｕｍｉｒｅ」(ルミエル）。
そこに集う人々と、彼らを見守り続けるマスターの物語。

梢、楓、瞳子、美和子、絵里、麻衣･･･６人の女子高生の恋と夢と友情、
そして、大人になった彼女たちの歩む｢現在（いま）」の物語。

地元FM局でラジオ番組製作に関わる学生たちの日々。

たとえ今は許されない恋でも、いつかは彼の隣にいられる「指定席｣が欲しい・・・。
かつての恋人・八坂との関係に揺れる主人公･麻実と彼女を見守る橘と真美子。
そして、麻実に対する八坂の想いは・・・

あなたが私を愛してくれたから、私は私を好きになれた・・・。
あの日、君に出会ったときから、僕は君しか見えていない・・・。
そんな二人の物語。

高校時代の３年間を、祖母の家のある街で暮らした真生子。
ひょんなことがきっかけで真生子と仲良くなった優海。
卒業後は自宅のある東京に戻った真生子は、
ある思いを胸に久しぶりに優海の元を訪ねていく･･･。

自分の１９歳の誕生日に、最愛のひとから誕生石である真珠のピアスをもらった珠希。
幸せだったはずなのに恋人は彼女の元を去っていく。
そんなある日、かつての恋人が新しい恋人といるところに遭遇した珠希は・・・

鹿児島と東京、離れて暮らした１年の日々が、高史と葵を引き裂いた。
そして１年後、姿を消した葵を探す高史に、ついに再会のときが訪れるが･･･

もしも、10年前に今の年齢で出逢えていたら、私たちは今もずっと一緒にいられただろうか・・・。
10年前互いに抱いた想いが時を経て繋がっていく・・・。

高校時代の思い出の場所が、なくなってしまう。
思い出の場所の『最後』に立ち会うため、あの頃の仲間達が一堂に集う・・・。

私が『生徒』あなたが『先生』だから、周りに奇異の目で見られてしまうんだ・・・
あなたにふさわしい女（ひと）になるために、二人並んで歩ける日の為に、私は・・・。