From Yuzuki
諸事情により地元の高校には絶対通いたくなかった私。
地区唯一の女子高に入学したものの、ど田舎出身の私は家から学校に通うことが困難だったので、寮に入っていました。
寮とはいえひとり部屋で自炊で、一つ屋根の下に暮らす住人が同じ学校の生徒というだけで実質一人暮らしをしていたようなものなのですが。
これがまたぼろい寮で、共同トイレは汲み取り式だし、台所の流し台はコンクリート作りで、梅雨時期には排水溝から上がってきたナメクジちゃんがうようよしていたし、
防犯対策のため、毎晩古い重い木製の雨戸を閉めないといけなかったり、当時は携帯電話なんてなかったから、10円玉を貯めておいて寮のピンクの公衆電話から電話したり、テレビは持ち込み禁止だから、必然的にラジオを聴くようになったり。
未だにその寮は取り壊されることなく改築もされず残っておりますが、今の後輩ちゃんたちもあそこで生活してるんだろうか…
合唱部に入り、まさに『部活に行く為に』学校に通っていた私。
中学時代は学年TOP3だったのに、もともと勉強嫌いなので、成績は常に下から数えた方が早かったけど、それでも楽しかったなあ。
そんな、愛しき日々に思いを馳せてこの物語をかきました。
ちなみに、登場人物4人の名前は、私と、特に仲の良かった友人3人の名前をアレンジしてつけたものです。
ユヅキ⇒主人公・川村樹乃
友人@南○理絵嬢⇒南野理佳
友人A広○栄子嬢⇒広沢栄美
友人B末○真紀嬢⇒末永真里・・・という具合に。
さらに、この物語の背景画像は、私たちが高校3年の九州大会時のアルトパートの集合写真を加工したもの。この中に、若き日のユヅキもおります。